2016年7月31日日曜日

はじめまして、愛しています。第3話/感想!特別養子縁組の制度に申請し、許可が下りた美奈、信次夫婦は、ついに男の子との生活を…(ネタバレ注意)。 #TV

はじめまして、愛しています。 「第3話」 7月28日

特別養子縁組の制度に申請し、許可が下りた美奈、信次夫婦は、ついに男の子との生活を始めました。しかし、まだ正式に親子関係が築かれた訳ではなく、お試し期間ということでの生活です。
 特別養子縁組として来た子供たちは、ほぼ100%と言っていいほど、「ためし行動」というものをするそうです。つらい思いをしてきた分、新しい両親はどんなにひどいことをしても自分を愛してくれるのかを試すというものです。今回は、この「ためし行動」の場面を大きく取り上げていました。ジュースをわざと床にこぼしたり、買い物に行けば同じものをたくさん買い込んだり、シャワーの水をどんどん出したり、過食したりと、ドラマで見ていても想像を絶するものでした。しかも、その「ためし行動」をやるのを止めてはいけないというので、本当に覚悟をした上でないと里親になるのは難しいのだと感じました。

ありがとう寄稿。

現代を生きる、特に学生や就職したての若い人に是非読んでみてほしいと私が思った所以は、主人公の人生(じんせい)の考え方や言動が、どんな人にも必ず当てはまる部分があると思えたからです。
感想・書評「生きるぼくら:原田マハ」ネタバレ注意・主人公の人生(じんせい)の考え方や言動が、どんな人にも必ず当てはまる部分があると(レビュー)。 #読書 | おすすめ面白い小説用ブログ。

2016年7月30日土曜日

モヤモヤさまあ~ず2・2016年7月24日/感想!韓国から来た、実演販売のお菓子が面白くて、買いたいと思いました…(ネタバレ注意)。 #TV

モヤモヤさまあ~ず2(7月24日)

さまあ~ずが大好きでこの番組の最初から見ています。番組を見るようになってから、狩野アナも好きになりました。
この番組は場所を決めて、その周辺を探索する番組なのですが、今回は横浜周辺を探索していました。横浜はもうすぐ子どもが部活の合宿に行くので、興味を持って見ていました。横浜は中華街が有名なのですが、新しいお店が紹介されて、特に韓国から来た、実演販売のお菓子が面白くて、買いたいと思いました。実演販売の韓国人の人も面白かったです。ほかにも柳原可奈子似の店員さんが面白かったです。途中で靴などにデコパージュするところも楽しくてよかったです。今回は最後に狩野アナが秋にこの番組を卒業する発表があって、びっくりして、狩野アナが好きなので、悲しくなりました。

ありがとう寄稿。

23日放送分では、ドラマ『好きなひとがいること』とのコラボエピソードで、『好きなひとがいること』の出演者がエピソードに参加されました。イヤミ課長対エリカ様のスカッと対決が熱かったのですが、なまはげをエリカ様が代役でやって、イヤミ課長にとどめを刺したところがすごくかっこよかったです。
FNS27時間テレビ2016年7月23日~7月24日『スカッとジャパン』のコラボエピソード/感想!イヤミ課長対エリカ様のスカッと対決が熱かったのですが、なまはげを…(ネタバレ注意)。 #TV | 安心の在宅ワーク!稼ぐ人の口コミ・ブログライティング。

2016年7月29日金曜日

FNS27時間テレビ2016年フェスティバル/感想!高校生のダンク選手権があるということで、とても楽しみに…(ネタバレ注意)。 #TV

7月23日(土)18:30~7月24日(日)21:24 FNS27時間テレビ フェスティバル

毎年、夏の始まりにあるフジテレビの27時間テレビ、今年は高校生のダンク選手権があるということで、とても楽しみにしていました。
残念ながら、はじめから全部見ることはできませんでしたが、ちょうどテレビをつけたところ、地元の県の代表校が始めるところで、家事の手を止めてみていました。
チャンスは一回きり。
見るほうもとても緊張しました。
1、2、3とタップが進んで、最後の前の選手がヘディングでタップしたときには思わずウォーと声が出ました。
そして、最後の選手がそのボールをしっかりつかんで両手でダンク!
成功したときにはあまりのすごさに感動して涙が出ました。
そして得点を見てまた涙。
勢いのあるすばらしいものを見せてくれて、本当にありがとう!という気持ちになりました。
残念ながら、決勝ではダンクを決めることはできませんでしたが、暑い夏をのりきる元気をもらい感謝しています。

ありがとう寄稿。

こういう本当のことだがこんなことを書いて京都人に喧嘩を売ってんかと言われると著者は言いますが、本当のことほど面白いこともないのです。
感想・書評「京都ぎらい:井上章一」ネタバレ注意・祇園祭の山鉾を持っている街の人間が西陣や嵯峨を京都とは思っていない(レビュー)。 #読書 - ナカノちゃんねる

2016年7月28日木曜日

感想・書評:小説「響け! ユーフォニアム:武田綾乃」ネタバレ注意・全4巻なのですが、本編は3巻で残りの1冊は番外編(レビュー)。 #読書

響け! ユーフォニアム 武田綾乃 熱くなるって素敵な事さ



アニメ化もされた響け! ユーフォニアムの小説を買いました。
この小説は、弱小の吹奏楽部が舞台です。弱小で全国大会なんて夢の夢だった吹奏楽部が、一人の有能な指導者の登場によりメキメキと実力を上げて夢の夢だった全国大会を目指す「青春小説」になっています。
この小説は全4巻なのですが、本編は3巻で残りの1冊は番外編というくくりになっています。
本編部分の3巻にはそれぞれ主役がいて、1巻ではそれまでのなあなあだった部活方針から実力主義に変わり、「スーパールーキー」によって3年がソロパートを奪われた結果の騒動を描いています。それまでソロを担当していた生徒は他の生徒にも慕われていた人物で実力もありそんな人物からソロを奪ってしまった1年のスーパールーキーの孤独、今まで通りのなあなあなら年功序列で先輩でもいいかもしれない、でも少しでも上を目指すなら1年がソロをという、実力か情を取るかという難しい選択を1冊使って描かれています。
私も読んでいた時、やっと自分のソロの番が訪れたのに急に方針が変わりそれを1年に奪われる3年の心情を思うと切なくなりました。
「実力と情」のどちらかを取るか選ばせるなんて生徒には難しい選択だなと。
2巻でも今度は2年生の問題が描かれ、集大成の3巻では吹奏楽部の副部長であり実質的な部のまとめ役、「天才」のあすか先輩の騒動が描かれています。
あすか先輩は前2巻でも意味ありげな言動をとり続けたり、どこか大人びて冷めた表情をしたり「何かある」と思わせる生徒なんですが、この先輩の秘密が描かれそれまで順調だった部に最大の試練が訪れます。
あすか先輩が抱えているものは学生と言われる人間が背負うにはあまりにも重く、辛いものです。
今まであまりあすか先輩に良い印象を持ってなかった人でも、3巻を読むとその印象が変わると思います。
タイトルが実はあすか先輩と深い関わりがあるという事も判明し、「真の主役はあすかだった」と言われるほどあすかの魅力が凝縮された感になっています。
そして、あすか先輩の事情が明かされると共に、吹奏楽部の全国大会の結果も判明します。
まさに集大成というにふさわしい3巻になっています。
出ている巻数は4冊ですが、1巻だけで終わらずに全4巻一気に読んでほしいですね。
自分にもあった青春の熱さを、ぜひ感じていただきたいです。

ありがとう寄稿。

雲ひとつない真っ青な空。少ない雲の青空。ずーっとどこまでも続いていき、吸い込まれていきそうに澄んだ空です。
私の秋の気配~澄んだ空と食べ物と運動会・2014年秋が来る。 #Autumn - みんなの政治経済ブログ。

2016年7月27日水曜日

感想・書評「生きるぼくら:原田マハ」ネタバレ注意・主人公の人生(じんせい)の考え方や言動が、どんな人にも必ず当てはまる部分があると(レビュー)。 #読書

生きるぼくら 原田マハ 何かに夢中になるきっかけに。

面白い本を探していて、友人に勧められた一冊。
現代を生きる、特に学生や就職したての若い人に是非読んでみてほしいと私が思った所以は、主人公の人生(じんせい)の考え方や言動が、どんな人にも必ず当てはまる部分があると思えたからです。
社会人になってからだけではなく、学生時代から辛い悲しい悔しい思いを味わってきた人はたくさんいると思います。
主人公の人生も、そんな中の一人。
現代社会でも数多くある問題の一つ「学校でのイジメ」に遭い、誰よりも嫌な思いや苦しい思いを味わってきます。
辛いことに耐え続けた状態だった人、今もそんな状況の人、どんな人にも共通する部分が必ずあると思います。
主人公の人生は、学校でのイジメ、就活が原因で引きこもりになってしまいますが、母の残した言葉と祖母からの年賀状である決心をします。
彼はその後お米作りに真剣に前向きに取り組んでいきます。
彼の決意と、改まっていく強い意志、周りの人々との繋がりやその中での成長を読み進めていくと、自然と自分も「何でも出来るんじゃないか、もっと前向きにやっていこう」と思えるシーンに多く出逢うことができます。
必死になってやりたいと思えること、守りたいものを見つけた人は強くなれるものなんだと改めて感じることが出来ました。
耐えられないほど辛い思い、どうしても自分一人では解決出来ない問題に遭遇してしまった時、何かに迷ってしまった時、そんな時に是非読んでみてほしい本です。

ありがとう寄稿。

土曜の昼さがり、工藤家の掃除をする毛利蘭とその親友の鈴木園子、そして帳本人の工藤新一こと江戸川コナン。すると突然来客があり、訪ねてきたのは蘭たちが中学一年生の時の生徒会長で、新一が所属していたサッカー部のマネージャー、内田麻美だった。
名探偵コナン「初恋の人想い出事件」感想&あらすじ・サッカー部のマネージャー、内田麻美だった…ネタバレ注意。 - ジャンプ部屋ブログ

2016年7月26日火曜日

感想・書評「刑事の約束(薬丸岳)」ネタバレ注意・主演椎名桔平が演じた、東池袋署の夏目刑事の短編小説です(レビュー)。 #読書

刑事の約束(薬丸 岳) 哀しくも温かい短編5編

ドラマ化された「刑事のまなざし」で主演椎名桔平が演じた、東池袋署の夏目刑事の短編小説です。
有罪で起訴することではなく、真実は何かを追いかける夏目刑事はかっこいいヒーローではなく、弱さを持った身近な存在として温かみを感じます。夏目刑事の娘は通り魔に襲われ植物状態となっていて、夏目自身が被害者の家族であり、後悔や遣り切れなさがにじみ出る一方、やむにやまれず事件を起こすことになる犯人の真意や感情に触れ、加害者に寄り添おうとする姿に、一言で言いきれない複雑な感情が沸き上がります。
いまも実際に話題となる少年犯罪、虐待、認知症患者、刑事の思い込み捜査などがストーリーのテーマ―として取り上げられ、謎解きのような面白さもありつつ、人間ドラマとしても重みと楽しさを持っています。事件自体は哀しく、特に本のメインタイトルにもなっている最後の短編「刑事の約束」は、母親に殺されそうになった少年のその後が深い絶望とともに描かれ苦しくなりますが、夏目刑事の見つける真実の中には「もしかしたらこの先、この人たち(加害者や被害者)は頑張れるのではないか」と思えるような小さな希望があり、それが各短編の読後感を暖かいものにしています。

ありがとう寄稿。

アベノミクスで本当に恩恵を受けた人たち、本当に良い影響を受けた人たちは、いったい誰なのでしょうか。それは、共産党の人達です。選挙結果を見れば、一目瞭然です。
恩恵を受けたのは日本共産党である【アベノミクス効果なし】全ての国政選挙で、奇跡の大復活、つまり議席増を実現したのです。 - みんなの政治経済ブログ。

2016年7月25日月曜日

正当な続編、光希や遊、銀太や亜梨実など前作キャラは続々登場し、各カップルの現状やその後も描かれています…ママレード・ボーイ little(吉住渉)1巻感想ネタバレ注意!あらすじ・…。 #COMIC

ママレード・ボーイ little 吉住渉 あの人達のその後が読める!

当時の少女達に絶大な人気を集め、アニメ化もされた「ママレード・ボーイ」
この人気少女漫画の正当なる続編です。
新しい登場人物達が前作と同じように三角関係や四角関係などを繰り広げるんですが、この新しい登場人物や主役は前作の登場人物の息子や妹など前作の人物とも関わりがあるキャラなので見ている側も新キャラをあっさり受け入れられます。
正当な続編という事で、当然光希や遊、銀太や亜梨実など前作キャラは続々登場しますし、各カップルの現状やその後も描かれています。
前作では一部のキャラを除いてどのカップルもハッピーエンドを迎えましたが、それから10何年後にはあのカップルは結婚せずにいるし、結婚していたカップルは離婚寸前だし、あのカップルには子供がいるしで前作ファンが想像もしてなかった現在にいるカップルも。
どのカップルも必ずハッピーエンドを迎えるので前作ファンも安心して読めます。
また、新主人公になったメイン二人も、どことなく前作主役の光希や遊に似ているのも前作ファンの嬉しいところ。
前作キャラのその後が読め、新しく出てくる登場人物の胸がキュンキュンしちゃうさわやか恋愛も読め、1冊で二度おいしいのが本作です。

ありがとう寄稿。

OLストーリーの伝道師、北川みゆきのマンガが原作になったこのドラマ。北川先生の書く人物は男女問わずきらきらと輝けるオーラを纏っているので、ドラマ化した際にその雰囲気を醸し出せるキャスティングでなければ大きくコケるだろうと思っていた。1
北川みゆきのマンガが原作:せいせいするほど、愛している2話/感想!副社長役・滝沢秀明氏。視聴者はストーリーとはまた別に、副社長の王子然としたその魅力を期待…(ネタバレ注意)。 #TV | 安心の在宅ワーク!稼ぐ人の口コミ・ブログライティング。

2016年7月24日日曜日

感想・書評「今日の風、なに色?:辻井いつ子著」ネタバレ注意・国際的なピアノコンクールで優勝し、テレビで頻繁に辻井伸行さん(レビュー)。 #読書

『今日の風、なに色?』辻井いつ子著

国際的なピアノコンクールで優勝し、テレビで頻繁に辻井伸行さんを見かけるようになってから一度しっかりとCDで演奏を聞いてみたいと思った時にこの本に出会いました。
お母さまのいつ子さんが、息子、伸行さんの節目節目で演奏した曲を10曲ほど収録したCD付きブックです。それぞれの曲に、いつ子さんが文を書いていますので、読むと同時に耳でも楽しるめようになっています。辻井伸行さんは、生まれつき目が見えないにも関わらず、人々を感動させる演奏ができるようなピアノの神童になれたのはどうしてなのか。その答えがこの本に書かれていて、いました。いつ子さんは「絶望があったから、希望が輝いて見えるんです」と語っています。目が見えないから、と与えた音の出るおもちゃのピアノ。そのピアノで遊ぶ様子から、才能を感じ取り、それを伸ばす環境を与え、実際にあのように透き通ったピュアな音を紬ぐピアニストになるために支えていった、いつ子さんの愛情深さには感動しました。子育て中の方にはぜひ読んでいただきたい本です。愛情深く育てること、子どもの道しるべをどのようにして示すのか、この本は感動を持って教えてくれました。演奏もすばらしいので、CDだけを聞いても価値のある本だと思います。

ありがとう寄稿。

妻を亡くしてから男手一つで娘の’つむぎ‘を育てている高校教師の犬塚公平と、女子高生の飯田小鳥の3人が、ひょんなことから一緒に食卓を囲むことになるこのアニメ。
とにかくホッコリする作品で、つむぎちゃんが可愛くてたまりません!
甘々と稲妻2話:ハンバーグ/感想!高校教師の犬塚公平と、女子高生の飯田小鳥の3人が、ひょんなことから一緒に食卓を囲むことになる…(ネタバレ注意)。 #TV | 大人がおすすめる漫画日記。

2016年7月23日土曜日

感想・書評「64(ロクヨン)上下巻:横山秀夫」ネタバレ注意・映画化、それも前編・後編での公開が決まってから原作本として読みました(レビュー)。 #読書

64(ロクヨン) 横山秀夫 上下巻 文芸春秋

横山秀夫の作品は、クライマーズ・ハイという日航機墜落事故を新聞社の立場から書いたのが本が出会いです。
その後映画化もされましたが原作の方の面白く、その独特の視点をスピード感にはまりました。
今回は映画化、それも前編・後編での公開が決まってから原作本として読みました。
最初64が何を意味するのかがわかりませんでしたが、平成にかわるわずかな期間存在した昭和64年に起きた事件が題材となっていました。
昭和64年という時代のはざまに起きた誘拐事件と、現在とが並走していく感じで物語が進んでいきます。
まずなによりも、誘拐事件が起きた警察を舞台にしていながら刑事が主人公ではなく、家族に問題を抱えた警察の広報官が主人公であること。
その主人公を中心に広報の部署と実際に事件を追う刑事の部署、キャリアとノンキャリアの軋轢といった警察内部の問題にも言及しています。
最後まで過去と現在の誘拐事件が交錯し、読む者をひきつけていきます。最後の結末には驚かされますが、映画化では異なる結末とか。
原作を読んだ上で映画も観たくなる、そんな作品です。

ありがとう寄稿。

この漫画の主人公・うらめしや稼業のお妖(よう)は、生まれつき強い霊力を持っていて、実の親からも不気味がられて捨てられた女性です。
うらめしや1巻:魔木子/感想ネタバレ注意!あらすじ・主人公のお妖(よう)は、生まれつき強い霊力を持っていて、実の親からも不気味がられて捨てられた女性…。 #COMIC | 大人がおすすめる漫画日記。

2016年7月22日金曜日

桐谷美玲主演:好きな人がいること1話/感想!湘南で出会うイケメン3兄弟は、非現実的…(ネタバレ注意)。 #TV

好きな人がいること【第一話】 桐谷美玲主演

今季のフジテレビ月9ドラマです。
月9らしく恋愛ものですが、この時期にピッタリで、恋がしたくなるようなドラマだと想いました。

このドラマは、舞台が湘南なのですが、度々登場する海は、とてもキレイで、さわやかな気持ちになります。
桐谷美玲演じる主人公は、長らく恋愛をせず、仕事に力を入れてきたにも関わらず、それもうまくいかず、、、と辛い状況からスタートします。
主人公に共感できる場面も多々あり、見ていると、つい応援してしまいます。
湘南で出会うイケメン3兄弟は、非現実的ではありますが(笑)、日常では得られないドキドキが感じられます。笑
最終的に誰と恋に落ちるのか、というのを楽しみに今後の展開に期待したいと思います。

ありがとう寄稿。

その日も10年間引きこもりを続けている叔父に食料を届けるために、学校帰りに友人二人を伴って、叔父の住んでいる超高級マンションの42階の部屋に行っていました。
突如、好子達のいるマンションの建物を黒い大津波が襲い、大地震が発生します。
スプライト1巻:石川優吾/感想ネタバレ注意!あらすじ・黒い大津波で、主人公達の日常は壊れてしまいます…。 #COMIC | 大人がおすすめる漫画日記。

2016年7月21日木曜日

感想・書評「天空の蜂:東野圭吾」ネタバレ注意・原発について考えるいい機会になる作品(レビュー)。 #読書

天空の蜂。東野圭吾。原発について考えるいい機会になる作品

原作は阪神大震災の後に発売されたもので、東日本大震災後に映画化もされた作品で今の日本に必要なテーマで今だからこそ読んで欲しいと思った作品です。原発の上に飛行機を飛ばし国全部の原発を止めろと言う要求だったが、その飛行機にアクシデントで子供が乗り込んでしまったことで話は犯人も予想のつかない展開になっていったのは面白かったです。その当時ではそんなに原発について考えてなかった日本国内だったから、原発を止めたときの影響だったりこの本を読んで色々理解出来たと思います。原発があるから、その土地は発展し雇用も生まれる。しかし、その反面体調を崩し病気で亡くなってしまう人も居る。その家族が原発を反対することも理解出来る。物事の陰と陽を的確に書いている作品です。しかし、いいことしか言わない政府や原発関係者の思いも分からなくもない。そこに利益と雇用が生まれれば生活出来る家族が生まれるが、原発で働いていることで酷いイジメを受けるものもいて何が正しい間違いとは言えないと思いました。とても難しい内容ですが一度目を通して欲しい作品です。

ありがとう寄稿。

いつも番組側が声をかけている人達は本当に老若男女・年齢も幅広く、当たり前ですが境遇や持っている悩みなんかも人それぞれ。
チマタの噺・ゲスト:柄本佑/感想!還暦を過ぎてからヒップホップを始めた男性や、40円のラーメンが名物の駄菓子屋さん、築地市場の乾物屋さんのこの御三方の生き方や考え方…(ネタバレ注意)。 #TV | 安心の在宅ワーク!稼ぐ人の口コミ・ブログライティング。

2016年7月20日水曜日

感想・書評「神々の魔術(上・下)グラハム・ハンコック」ネタバレ注意・1万年以上の前の遺跡から始まり、世界のあらゆる地域に語り継がれる洪水神話(レビュー)。 #読書

神々の魔術(上・下) グラハム・ハンコック

「人類最古の歴史はシュメール文明である」と言われてきましたが、昨今、1万年以上も前の遺跡も見つかり考古学会では波紋を呼んでいます。
「神々の指紋」で世界的に有名になったグラハム・ハンコック氏の最新の書籍が「神々の魔術」です。
グラハム氏が地球を歩き回り物的証拠を見つけ、時には反対者の意見も聞き、行った検証は、驚くほど信頼性のある内容だと思います。
1万年以上の前の遺跡から始まり、世界のあらゆる地域に語り継がれる洪水神話、もっとも直近で起こった約1万1千年以上前の突然氷河期の終わりの謎にも迫り、壮大なスケールで書かれている内容はまさに圧巻のひとことです。
内容としては「こうだったんじゃないか」という推測の域ではなく検証結果のレポートのようになっており、グラハム氏が世界の残る物的証拠を集め、有知識者とのやりとりから得られた可能性を検証し、役1万1千年以上前の文明が滅びた時にどのようなことが起こったのかが容易にイメージできます。
話はそれだけでは終わらず、アトランティス大陸についても言及しています。
いずれ明確化されるであろう人類史上最古の歴史に興味がある方には、ぜひおすすめの書籍です。

ありがとう寄稿。

昔、本当に大好きだった番組が今年になってNHKでまた始まりました。たしか、20年くらい前にTBSで朝に放送されていたような気がします。
少年アシベ GO!GO!ゴマちゃん2016年7月5日/感想!おばさんたちがスマートフォンで撮影している…(ネタバレ注意)。 #TV | 大人がおすすめる漫画日記。

2016年7月19日火曜日

感想・書評「神々の山嶺(上・下)夢枕獏」ネタバレ注意・ギリギリの環境の中で山頂を極める登山家たちの姿に圧倒(レビュー)。 #読書

神々の山嶺(上・下) 夢枕 獏 エベレストへの挑戦を描いた映画の原作

ギリギリの環境の中で山頂を極める登山家たちの姿に圧倒されました。最近公開された映画の原作ということで読んでみようと思いました。最初は上下巻合わせて1000p超えというボリュームで、読み切れるか心配だったのですが、読み始めたらストーリーの面白さ、自分がまず体験できないであろうヒマラヤ登山のリアルな描写に引き付けられ、気が付けば4日ほどで読み切っていました。ヒマラヤの8000mを超える山の世界というのはどんなにすさまじいものなのか、肌に迫ってくる感じでした。夏に涼しい山の本でも読むと涼しくなるかと思うのですが、これほど高度が上がるともう寒いというレベルではなく、痛い、そして少し間違えれば死が待っているという本当に過酷な状況です。どうしてそうまでして険しい山を目指すのか?主人公のカメラマン深町が伝説の登山家羽生丈二の強烈な個性や生きざまに触れて引き寄せられるようにエベレストに向かっていく様は、人間の宿命、出会いの不思議を感じさせました。一度山の世界に取りつかれてしまうと、地上でのなんでもない暮らしはゆるすぎて耐えられないのかもしれませんが、彼らを待つ女性たちからすれば、山から地上へ戻ってきてほしいというのが本音ではないかと思います。自分はどうしてもそういう立場で読んでしまいました。
 原作を読んで映画を見ると違和感を覚えてしまうこともあるのですが、映画の方も気になります。濃厚な時間を過ごせるよい小説でした。

ありがとう寄稿。

シソンヌが、今回新しいキャラを演じた“やたらしつこいダメ課長沢田”凄く好きです。自分の上司ではいて欲しくないけれど、実際にいそうな気がします。
超ハマる!爆笑キャラパレード2016年7月9日/感想!遠藤章造さん演じる“カラオケでクセが出すぎてウザイ上司えんさん”私の周りにもいます…(ネタバレ注意)。 #TV | 安心の在宅ワーク!稼ぐ人の口コミ・ブログライティング。

2016年7月18日月曜日

感想・書評「星空ロック:那須田淳(なすだじゅん)」ネタバレ注意・隠れ家でいつもギターを弾いていた14歳のレオは、夏休みに4日間ベルリンへ(レビュー)。 #読書

『星空ロック』那須田淳(なすだじゅん):これぞ青春小説!

隠れ家でいつもギターを弾いていた14歳のレオは、夏休みに4日間ベルリンへ行くことになった。初めての異国で出会う人々と音楽を通じたやり取り、レオが密かに日本から持ってきた目的…レオの濃い、素晴らしい4日間が始まる…。 読み終わった時、最初に感じたのは「THE 青春小説だ!」ということでした。レオはギター少年でしたが、人前で弾くのは恥ずかしくてできませんでした。しかしベルリンで出会った「クラシックバカ」のユリアンに、たまたま聴かれた演奏を「上手いじゃん」と褒められます。ここから、私はレオのシャイな性格が少しずつ変わっていくきっかけになったのではないかと思います。凄く好きなシーンです。そして最後はユリアンや、他の仲間たちとほぼぶっつけ本番でバンドを組み、大勢の人の前でライブをします。そのシーンは本当に青春そのもの!私が本作を読むきっかけは、本作が舞台化することになり、そのヒロイン・リサに元モーニング娘。の新垣里沙が選ばれたことを知ったことでした。新垣さんのファンである私は、舞台観劇の予習を兼ねて読みました。なので最後のライブのシーンは新垣さんが歌っている姿を思い浮かべながら読み、高揚感でいっぱいになりました。こんなに素晴らしい小説なのだから、舞台もきっと素晴らしくなる!青春時代を思い出したい人におすすめの一冊です。

ありがとう寄稿。

しかし、ほとんどの書籍がテーマを途中まで作ってあり、ここが知りたいのにという書籍や最初からオリジナルテーマを作る気がなく既存のテーマを利用して子テーマで編集する書籍です。
感想・書評「WordPressレッスンブック」ネタバレ注意・基本的なテーマの作り方が0から分かります(レビュー)。 #読書 - みんなの政治経済ブログ。

2016年7月17日日曜日

感想・書評「街道をゆく2 韓のくに紀行:司馬遼太郎」ネタバレ注意・具体的には、釜山、慶州、ソウルを中心に、様々な倭人・日本人に関係のある場所などを巡っています(レビュー)。 #読書

街道をゆく 2 韓のくに紀行 司馬遼太郎 昔の韓国について知ることができた。

この本には、司馬遼太郎が1970年代に韓国に行って様々な場所を見学した時のようすについて記されています。具体的には、釜山、慶州、ソウルを中心に、様々な倭人・日本人に関係のある場所などを巡っています。
そしてこの本には、1970年代の韓国のようすが具体的に書いてあります。私が度々衝撃を受けたのは、このようすをみた時です。現在の韓国は、すでに様々な地方で開発が行われ、先進国として発展をし続けています。ですが、昔はそうではなく、藁葺きの屋根の建物が多く残され、現地の人の中には、朝鮮王朝時代の服装をした人が普通にいたというのですから、戦後であっても、現代とは全く違うようすだったのでしょう。
私はこのような状況であったことを知り、韓国が現在のように発展を遂げたのはつい最近のことなんだと実感させられました。これまでの韓国に対する意識が変わりました。
それと同時に、昔の韓国についてもっと勉強して、知識を増やし、韓国に対する理解をより深める必要があると思いました。
この本で、自分の知らない韓国について知ることができ、良かったです。昔の韓国について知りたい方は是非読んでみることをお勧めいたします。

ありがとう寄稿。

都市伝説のような話だけど、本当にツナグを必要としている人はツナグに会えるんです。
感想・書評「ツナグ:辻村深月」ネタバレ注意・大好きだったアイドルに会いたいOLや、失踪した婚約者に会いたい男性など、さまざまなお話を楽しむことができます(レビュー)。 #読書 | おすすめ面白い小説用ブログ。

2016年7月16日土曜日

感想・書評「君の名は。新海誠」ネタバレ注意・出会うはずのない男女が夢の中で入れ替わり真実に気づいたとき記憶から消えてしまう物語(レビュー)。 #読書

「君の名は。」 新海誠 ☆現実ではあり得ないことだからこそ魅せられる作品

6月半ばに発売された新刊です。

簡単にまとめると、出会うはずのない男女が夢の中で入れ替わり真実に気づいたとき記憶から消えてしまう物語。
田舎で暮らす女子高生・三葉(みつは)と東京で暮らす男子高生・瀧(たき)。登場人物の心の変化がとても繊細で読者の心に響く作品だと思います。
結末を書いてしまっては面白くないのでネタバレはしませんが、私がこの作品を手に取ったのは元々新海誠さんの作品が好きだからです。新作が出るということでとても楽しみにしていました。8月末には映画も公開予定で、主人公・瀧の声優が俳優の神木隆之介であり主題歌がRADWIMPSであることからメディアでも取り上げられている作品でもあります。
読み進めていくと現実ではあり得ないことなのに受け入れてしまうというか、高校なんてとうに卒業しているのに自分が高校生でいる気分になるようなとても不思議な気持ちにさせられます。(私だけかもしれませんが…。)
まったく別の場所で生まれ、育った二人が夢の中での入れ替わりただそれだけの繋がりを大切に思い互いを信じて前に進んできます。
普段はどちらかというとやる気のない主人公・瀧が後半で見せる行動力は本当に尊敬できるものです。見て見ぬふり、いっそ忘れてしまうことだってできたはずなのに「忘れたくない」と強く思い、願い、三葉として周りの人の気持ちを動かしていくシーンはとてもハラハラドキドキしました。

彼はアニメーション監督なので、小説とはまた違った楽しみ方ができるの映像作品もオススメです。
この作品を読み少しでも心惹かれたなら、他の新海誠さんの作品も読んで(観て)いただけたらと思います。

ありがとう寄稿。

なにかの呪文のようで、なかなか覚えにくい本のタイトルですが、逆にそれが印象に残る感じがします。
主人公は「小峰りな」という女子高校生。
第28回小説すばる新人賞の受賞作・感想・書評「渡辺優:ラメルノエリキサ」ネタバレ注意・やられたら絶対やり返さないと気が済まない、復讐がモットーの女の子(レビュー)。 #読書 - みんなの芸能ブログ。

2016年7月15日金曜日

感想・書評「警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者:吉川英梨」ネタバレ注意・ハラマキ捜査官シリーズ第8弾、税理士である野原の妻子が誘拐されたとの一報が入るところから物語は始まります(レビュー)。 #読書

警視庁「女性犯罪」捜査班 警部補・原麻希 通報者 吉川英梨・著

天才捜査官の原麻希が難事件に挑む、吉川英梨さんのハラマキ捜査官シリーズ第8弾です。
税理士である野原の妻子が誘拐されたとの一報が入るところから物語は始まります。身代金を持った野原が警察の指示を無視した行動をし始め、特急列車に飛び乗ってしまいます。たまたま現場近くで食事をしていた「女性犯罪」捜査班の麻希と夢美が駆けつけますが、犯人に警察介入がバレて取り引きは中止となります。同じ頃、立川南署の原田が追う事件についても同時進行で語られていきます。異なる2つの事件に見えますが、実は意外な接点があるということを、麻希の冴えわたるひらめきによって徐々に明らかになる展開にはワクワクしました。
また、麻希の元恋人である広田が管理官に出世して登場したのは嬉しかったです。公安で鍛えられてますます魅力を増した人物になっていて、かっこよかったです。事件の全貌は悲惨な内容だったので欝々とした気分になりましたが、麻希と広田のやりとりに楽しさがあったのでホッとできました。

ありがとう寄稿。

前巻のラストで優姫は枢とともに黒主学園を去り、零と決別した衝撃の展開で幕を閉じた学園編。この巻では、それから一年後の話として新章がスタートしました。
ヴァンパイア騎士11巻(樋野まつり)感想ネタバレ注意!あらすじ・前巻のラストで優姫は枢とともに黒主学園を去り、零と決別した衝撃の展開で幕を閉じた学園編…。 #COMIC - ナカノ実験室

2016年7月14日木曜日

感想・書評「チリの地震:ハインリヒ・フォン・クライスト」ネタバレ注意・古典派とロマン派の融合(レビュー)。 #読書

ハインリヒ・フォン・クライスト「チリの地震」 古典派とロマン派の融合

この文章を読んで一番最初に感じたのは、今まで読んできた本の中にはない「違和感」でした。どうもなにかが足りないというか、味のないガムを噛んでいるような気分です。しかし、それにはれっきとした理由がありました。それは、「古典派」特有の文体です。
 古典派は簡単に言えば調和、秩序、均衡などを重視しており、自由、感情、恋愛を重視するロマン派、いわゆる現代小説の源流とは対極にあるものです。そのため今までロマン派寄りの現代小説ばかり読んできた自分は、このような違和感を覚えたのでしょう。
 ですが、不思議なことに、このチリの地震という作品は、古典派とロマン派の性質を併せ持っているのです。たとえば、主人公のジェローニモが、離れ離れになった恋人のジョゼフェと修道院で再会し、一夜の過ちを犯す冒頭のシーン。古典派は、このような「行為」を秩序を乱すものだとし、徹底して描写を拒みますが、この作品では、その後の二人のドロドロした関係を、余すことなく綴っていきます。クライストは、古典派の文章の中で、ロマン派の内容によって秩序に疑問を投げかけていたのです。
 さて、その後二人はまたもや引き離されます。修道院の中で淫らな行為に及んだ罪により、ジェローニモは投獄され、ジョゼフェは斬首刑を言い渡されるのです。牢の中でジョゼフェを刑場に連れ行く合図の鐘が鳴り始めた瞬間、ジェローニモもまた、縄で首をくくる決意を固めます。そして、縄を準備したその瞬間。地震が起こり……
 この先はぜひ購入して読んでみてください。衝撃の展開に、驚くこと間違いなしです。

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出演者は、ノンスタ井上、オアシズ大久保、品川、ウーマン村本、ジャンポケ斉藤、ロッチ中岡でした。井上は特に自分のことが大好きで、自分の写真を携帯の壁紙にしていたことに驚きました。
アメトーーク・エゴサーチ芸人/感想!出演者は、ノンスタ井上、オアシズ大久保、品川、ウーマン村本、ジャンポケ斉藤、ロッチ中岡でした…(ネタバレ注意)。 #TV - みんなのブログ。

2016年7月13日水曜日

感想・書評「ツナグ:辻村深月」ネタバレ注意・大好きだったアイドルに会いたいOLや、失踪した婚約者に会いたい男性など、さまざまなお話を楽しむことができます(レビュー)。 #読書

辻村深月「ツナグ」は心にしみる感動小説です

大好きな辻村深月さんの「ツナグ」を紹介してみたいと思います。
一生に一度だけ、死んだ人と再開したいという願いを叶えてくれる存在「ツナグ」。
都市伝説のような話だけど、本当にツナグを必要としている人はツナグに会えるんです。
大好きだったアイドルに会いたいOLや、失踪した婚約者に会いたい男性など、さまざまなお話を楽しむことができます。
どれも1話100ページ程度で、サラっと読めてしまいます。
読み進めていくうちに、物語の主人公はツナグ本人に移り変わっていきます。
高校生である歩美が、なぜツナグというものをすることになったのか。
両親や祖母との関係も複雑に絡み合った物語は、ついつい一気読みしたくなるほど夢中になります。
作品は「死」を扱っているから、どれも心にしみるエピソードになっています。
死んでしまってから気づくこと。
死んでもなお、相手を気遣い続けていること。
ツナグは「死」を書きながらも、「生きる」ことを考えさせられる物語だと思います。

ありがとう寄稿。

アメトーーク「渡部大好き芸人」感想まとめ+最近の更新。 - ナカノ実験室
私は、最近家庭菜園を始めました。そろそろ収穫の時期となりますが、たくさん収穫できた野菜はどうやって保存したら長持ちするのだろうと考えていました。
感想・書評「築地御厨の野菜仕事:内田悟」ネタバレ注意・写真付きで、その野菜がどういうものなのかの説明から、新鮮なものの選び方、そして保存方法まで具体的に書いてあります(レビュー)。 #読書 - みんなの政治経済ブログ。

2016年7月12日火曜日

感想・書評「メンタルが強い人がやめた13の習慣:エイミー・モーリン」ネタバレ注意・弱い自分から抜け出すための優しい指南書(レビュー)。 #読書

メンタルが強い人がやめた13の習慣 エイミー・モーリン 弱い自分から抜け出すための優しい指南書 

自分の意思に反して周囲の人に振り回されてしまったり、自分を変えるためのあと一歩が踏み出せなかったり。自分の人生の舵取りがうまくいっていない、すぐにくじけてしまうと思っている人にお勧めの本です。メンタルの力とは何なのか、メンタルの強い人と弱い人の違いはどこにあるのかを明確にし、周囲や一時の感情に流されずに自分らしく生きるにはどうしたらいいのかを書いています。章ごとに一つのテーマについて解説しており、カウンセラーである著者が出会った人々の実例も多くあがっているので、分かりやすく読みやすい本です。上から目線でものを言うのではなく、「人は弱いもの、でもこんな所に気をつければ大丈夫」といった感じで、カウンセラーらしく愛情をもって励ましてくれるような文章です。それぞれの章が独立しているので、「はじめに」を読んだ後はどの章から読み始めてもよく、通勤時の細切れ読書にも向く本です。興味のあるところだけ拾い読みしても充分にためになると思います。

ありがとう寄稿。

初めはただのタズラ書きだと考える教師ですが、読み進めるうちにどうしてもこれがただのイタズラだとは思えなくなり、学級委員の女の子に、協力を仰ぎ調査を始めます。
感想&書評「どこまでも殺されて/連城三紀彦」(ネタバレ注意)感想レビュー・物語は教師が生徒に作文を提出させるところから始まります。 #Nove | おすすめ面白い小説用ブログ。

2016年7月11日月曜日

有吉くんの正直さんぽ2016年7月9日/感想!ダチョウ倶楽部の上島さんが出ていて仲良しだから、いつも以上に素が出ていました…(ネタバレ注意)。 #TV

有吉くんの正直さんぽ 7月9日

面白い番組なので、放送されてる時は毎回見ています。前は毎週やっていましたが今では時々に、なってしまったので残念です。有吉さんも普段のバラエティ番組で見せる顔ではなく本当の素の有吉さんが見れます。私的にはバラエティ番組で意地悪な事を言ったりするのも面白いですが有吉くんの正直さんぽで見せる素も好きで見ています。色々なゲストが来ますが今回はダチョウ倶楽部の上島さんが出ていて仲良しだから、いつも以上に素が出ていました。普段はビールや、お酒はあまり飲みませんがビールを沢山飲んでいました。行く、お店も今回は食べ物屋さんばかりで毎回お酒を飲んでいました。生野アナウンサーは夕方にニュースがあるので、お酒は飲んでいなかったです。

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大筋は割合しますが、最終回では魔法少女が魔女化してしまうという現実に立ち向かうために主人公であるまどかは「神」にも等しい存在に変わって世界のルールを書き換えてしまいます。
魔法少女が魔女化してしまうという現実に立ち向かうために主人公であるまどかは「神」にも等しい存在に…魔法少女まどか☆マギカ/アニメ最終回・結末感想ネタバレ注意!あらすじ。 #ANIME - みんなのブログ。

2016年7月10日日曜日

鶴瓶の家族に乾杯(山本耕史と大垣を旅する)感想!飛騨牛を食べに隣の養老町へ行きました…(ネタバレ注意)。 #TV

鶴瓶の家族に乾杯 山本耕史と大垣を旅する 7月4日放送

鶴瓶さんがゲスト出演者とぶっつけ本番で家族との出会いをメインにした旅をする番組で、毎回変わるゲスト出演者とそこで出会う地元の人たちや家族との触れ合いが見ていて楽しいのです。今回のゲストは大河ドラマ「真田丸」に石田三成役で出演している山本耕史さんでした。三成ゆかりの大垣城周辺から始まり、途中から1人1人に分かれ山本さんは飛騨牛を食べに隣の養老町へ行きました。まだ時間が早くてどこのお店も開いてなかったのですが、JAの職員さんたちが交渉してくれて無事飛騨牛の焼き肉を食べられたのですが、このお店はもともとお肉屋さんでいつも山本さんがお取り寄せしているところだったという落ちがついてました。本人は全然知らずにお店に入っていたみたいでした。
 鶴瓶さんは大垣の旧宿場赤坂宿で今日お風呂場のリフォームを済ませて、娘一家が見に来ていたという家族とのほほえましい出会いがありました。鶴瓶さんは本当にどんな家族の中へもするっと入っていけるキャラクターだなあといつも感心しています。今回も軽い知的障害があるという息子さんに「ええ顔しとるがな」と声をかけていましたが、鶴瓶さんならではの温かさが伝わってきていいシーンでした。
 山本さんは最後に決戦の地関が原に行くのですが、ここで偶然会った青年、最初大河で石田三成役をしていると言ってもピンと来なかったようですが、頂上まで登って改めて山本耕史さんの名前を聞き態度が豹変しました。「ああ~!堀北真希を奪った人!ショックだったんですよ!三成役で負けてしまえと思った」と急に饒舌になり山本さんもびっくりしていました。奥さんの大ファンだったようです。
 どんなことが飛び出してくるかわからないぶっつけ旅は出演者の人柄なども伝わって面白いです。出てくる一般の方たちのリアクションが最高です。

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夜ふかしは毎回毎回、ブイに出てくる素人さんがあまりにもキャラの濃い人達ばかりでめちゃくちゃ面白いですが、個人的に今回は野球審判のモノマネばかり研究してるおじさんが一番おもしろかったです。
月曜から夜ふかし【2016年7月4日】感想!野球審判のモノマネばかり研究してるおじさんが一番おもしろかった…(ネタバレ注意)。 #TV | みんなのレシピ・お料理ブログ。

2016年7月9日土曜日

とと姉ちゃん 第81話 第14週 「常子、出版社を起こす」感想!女性のための雑誌を作りたい…(ネタバレ注意)。 #TV

とと姉ちゃん 第81話 第14週 「常子、出版社を起こす」 田舎って歩いてる人がいないな~

昨日、会社を辞めると言って出版社を立ち上げる決意をした常子。動機は「今のお給料では家族を養えない」「女性のための雑誌を作りたい」ということなのですが、もうちょっと雑誌作りを学んでからにすればいいのに・・入社してから今まで雑誌作りほとんどしてないのでは・・と思ってしまうのは当時の世情をわかっていない現代人だからでしょうか。社長は出来た人ですが、お給料はやはり安いんでしょうし、失うものなどないのは確かです。あの闇市のエネルギーを見ると、みんな娯楽に飢えているのだから、いいものを作れば売れるのかもな、と思いますが・・資金が謎ですね。今はなんの収入もないはずなのに、実に上品に暮らしている小橋家が不思議で仕方ありません。昨日、もとの級友、綾さんの苦しい生活を覗いたので特に。
それはさておき。常子の編集能力(?)、鞠子の文才、美子の服飾センスを発揮した新しい雑誌が作られる!ということで、わくわくしてきますね。ここのところふてくされていた鞠子がはつらつとして、皆にはポカンな文学的なコピーを発表していたのも楽しかったです。あれ、小説はどうなったの?というツッコミはしないでおきましょう・・。叔父さんも巻き込んで紙を手に入れたり(とにかくこの姉妹はお上品なので、荒っぽい取引には男手が必要ですね。叔父さん、そのために帰ってきたのかな)してるうちに、新しい登場人物も出てきましたよ!小橋家にとって重要な人物になるようです。気になりますね!

ありがとう寄稿。

明国に攻め入るもなかなか思うようにいかず、なにかパーッと明るいことをやりたいという秀吉の声掛けによって開催されることになった仮装大会の模様が描かれた回でした。
真田丸26回「瓜売」感想!仮装大会の模様が描かれた回。真田昌幸は瓜売になりきる出し物に決めて練習に励みます…(ネタバレ注意)。 #TV | アフィリエイト収入で生活したいブログ。

2016年7月8日金曜日

感想&書評「どこまでも殺されて/連城三紀彦」(ネタバレ注意)感想レビュー・物語は教師が生徒に作文を提出させるところから始まります。 #Nove

どこまでも殺されて/連城三紀彦 が凄い。

だいぶ古くてマイナーな作品ではありますが、これは是非とも試していただきたい名作の一つです。

どこまでも殺されて/連城三紀彦
物語は教師が生徒に作文を提出させるところから始まります。
教師はその中で一つ気になる文章を発見します。
署名の無い作文。
題名は「どこまでも殺されて」曰く、「僕は何度も殺された。」と。
初めはただのタズラ書きだと考える教師ですが、読み進めるうちにどうしてもこれがただのイタズラだとは思えなくなり、学級委員の女の子に、協力を仰ぎ調査を始めます。

この作文がただのイタズラなのか、それとも何かの謎かけなのか、まさか本当に何度も殺されたと言うのか...。

調査を進めるうちに増え続ける謎、そして誰が何のためにこんな奇怪な文章を書いたのか。

薄気味の悪い、訳のわからない謎は淡々とした世界観の中で少しずつ解き明かされていきます。
謎が解けた時は「そうだったんだ!?」と叫んでしまいました。

知らず知らずのうちに物語の世界に入り込んで、本当にこの子は何度も殺されてしまったのではないかと思ってしまう作品です。

短編集でとても読みやすいので、書店などで見かけた時は是非とも読んでみて下さい。

ありがとう寄稿。

働く女性をテーマにする小説は、「バリバリ働く女性が人生に疑問を抱いて、男性との恋を通じて人生の大切なものを見つける」という筋書きがほとんどです。しかし、今の私たちにとって、こんな筋書きはリアリティーを感じないのではないでしょうか?その点、『ポトスライムの舟』はひと味違います。
感想・書評「ポトスライムの舟(津村記久子)」ネタバレ注意・働く女性を題材にしながらも恋愛で救われるなどという甘えは一切なし(レビュー)。 #読書 | 安心の在宅ワーク!稼ぐ人の口コミ・ブログライティング。

2016年7月7日木曜日

感想&書評「獣の奏者(上橋菜穂子)」(ネタバレ注意)感想レビュー・主人公エリンの波乱万丈な人生そのものを描き切ったファンタジー大作。 #Novel

獣の奏者(上橋菜穂子)は、主人公エリンの波乱万丈な人生そのものを描き切ったファンタジー大作です。

NHKでアニメ化、漫画化もされました。
小説は全4巻からなるのですが、実はアニメはこのうち2巻のみでし。た。元々は全2巻だったため、勿論それだけでも衝撃の冒頭から最後に描かれる獣とエリンの友情の集大成に至るまで心を踊らされまくります。ただでさえファンタジー小説家として有名な作者の上橋さん。そこから紡がれる文章に流れる空気感、女性そのものを感じられるやわらかな文体。そして壮大かつ深く練られた物語の背景。上橋さんの作品には一貫していて、獣の奏者も例にもれずそういう作品です。
ただ私は中でもこの獣の奏者が好きです。
それは、付け足されたもう2巻によってでした。
そもそも生まれ・育ちから運命に翻弄されるエリンですが、やっと落ち着いた家庭を手に入れ国家の支配から逃げていたところから始まります。
再び国家の存亡の危機に、それも王獣たちとともに立ち向かわなくてはいけなくなったエリン。1,2巻で明かされなかったこの国の根幹にある真実。
待ち受ける、哀しくも納得させられてしまうラストシーン。
もう一度、エリンは奏者になります。
アニメでしか知らないという人、全く知らなかったという人。ぜひ読んでみてほしい作品です!

ありがとう寄稿。

次第に真珠への恋心を自覚するようになったエドワード。しかし事態は思わぬ方向へ進んで行きます。真珠が他の男性との婚約発表をするという波乱の展開からのスタートでした。真相を確かめるべくお披露目パーティーの場に乗り込んだエドワードですが、真珠からは「あなたは練習台だった」と冷たく言い放たれてしまいます。
プレゼントは真珠4巻(斎藤けん)感想ネタバレ注意!あらすじ・真珠への恋心を自覚するようになったエドワード…。 #COMIC - ナカノ実験室

2016年7月6日水曜日

感想&書評「リピート:乾くるみ」(ネタバレ注意)感想レビュー・ありきたりなタイムトラベル物ですが、この作品が面白いのは一定の条件が成り立たなければ過去に戻れない…。 #Novel

リピート 乾くるみ 想像も出来ない展開に翻弄されながらもそうきたかと唸ってしまいます。

端的に言えばありきたりなタイムトラベル物ですが、この作品が面白いのは一定の条件が成り立たなければ過去に戻れないと言うことと、戻れるのは必ず同じ日の同じ時間と言う制約が存在していることです。
この制約は物語をありきたりなタイムトラベルにしないために要所要所で効いてきます。
物語はタイトラベルを数回繰り返したと自称する男からの不気味な電話から電話から始まります。
もちろんいきなり自分は未来から来ましたなどとは言いませんが、電話でこれから地震が起こることを教えることにより、相手を信じ込ませて、数名の男女にタイムトラベルで過去に行くことを伝えます。
男の言うことを疑いながらもタイムトラベルまでの準備を済ませ、実際に過去へと向かう。
その過程で一人二人と被験者たちが死んで行くことに不審を感じ、犯人探しが始まるものの、実際には共通の犯人など存在しないことからある結論に達するのですが、その理由がこの作品がありきたりなタイムトラベルものとは違うところです。
見方を変えないと導き出されなかった答えに予想もしなかった事態が重なり、イレギュラーでもう一度タイムトラベルをした主人公のラストはある意味あっけなく、そこがかえって意外さを助長しているように感じます。

ありがとう寄稿。

故郷を守るために結成された戦士団の頭、ヴァンが主人公。戦いに敗れ奴隷の身となり、その囚われていた岩塩鉱にある日一群の不思議な犬たちが現れます。その犬に噛まれた者は次々と謎の病にかかり、死んでいきますが、ヴァンも噛まれたものの奇跡的に命を取り留めます。
感想・書評「鹿の王(上)ー生き残った者ー、 鹿の王(下)ー還って行く者ー:上橋菜穂子」ネタバレ注意・本屋大賞に選ばれた本です。世界観に吸い込まれ、一気に読んでしまいました(レビュー)。 #読書 - みんなの政治経済ブログ。

2016年7月5日火曜日

感想&書評「天使の卵:村山由佳」(ネタバレ注意)感想レビュー・流行したアクセサリーが作品内でも実際に出てきて、恐らく男性よりも女性のほうが原作を読んだのではないかと…。 #Novel

天使の卵 村山由佳 シリーズを全て購入するほどハマります。男でも号泣すること間違いなしです。

天使の卵は一時期流行したアクセサリーが作品内でも実際に出てきて、恐らく男性よりも女性のほうが原作を読んだのではないかと思われますが、男性にこそ読んで欲しい作品です。
シリーズは「天使の柩」で20年の歴史に幕を落としましたが、シリーズの中では「天使の梯子」が一番好きです。
しかし今回は一番好きな「天使の梯子」ではなく、全ての原点である天使の卵を今回はお勧めしたいです。
シリーズは単体としても十分感動できる話となっていますが、出来れば順番に読んで頂けると感動が深まります。
作中には精神に支障をきたしてしまった父親を中心に、少年から青年への変容を交えながら家族との距離感と、異性との距離感を不器用ながらも感じながら成長していく主人公に歯がゆさを感じながらも等身大の生を感じさせてくれます。
物語は青年と一人の精神科医との出会いから始まります。
明らかに年上の女性に淡い恋心を募らせながらも、父親の病気を目の当たりにして、いつか自分もこうなるのではないかという恐怖の中で、父親が入院する病棟で恋心を募らせる年上の女性と再開を果たす。
しかし、年上の女性はかつての彼女の姉だつたり、父親の担当の先生になったり、若い頃一度結婚をしていて、芸術家の旦那さんが自殺をしたりと、とにかく障害の多い恋が始まるのですが、お互いに惹かれ合いながらも、父親の死であったり、母親の再婚、元カノである彼女の妹にばれてしまったりと、短期間でめまぐるしく変わる環境にスレ違い、傷つき、新しい命とともに永遠の別れを経験しなければならない主人公とともに号泣すること間違いないです。

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セーラームーンcrystalは昔のアニメとは話が全然違い、漫画に近い内容になっていて、昔のアニメで好きだったストーリーや場面がなくなっていることにはすごくがっかりしました。
美少女戦士セーラームーンcrystal seasonIII39話/感想!マスターファラオナインティとの決着の話…(ネタバレ注意)。 #TV | アフィリエイト収入で生活したいブログ。

2016年7月4日月曜日

感想&書評「西の魔女が死んだ:梨木香歩」(ネタバレ注意)感想レビュー・祖母のやりとりを通じて描かれる、爽やかな自然と思春期の少女の心は、宮崎アニメで感じられるような…。 #Novel

西の魔女が死んだ 梨木香歩 梨木香歩にハマった一冊

不登校の少女「まい」は、祖母のもとで魔女の手ほどきを受けることに…。少女と祖母のやりとりを通じて描かれる、爽やかな自然と思春期の少女の心は、宮崎アニメで感じられるような、すがすがしさを私に感じさせてくれました。幸せに生きるためのヒントが書かれた一冊だとも思います。私はこの小説を喫茶店で読んでいたのですが、読み始めるやいなや、その世界観にあっという間に引き込まれ、本が閉じられなくなり、最後には涙がこらえきれなくなってしまったことを覚えています。この時以来、この作品は私の好きな小説の不動の1位で、以降この作品を超えるものに未だ出会ってはいません。映画化もされ、実際に私は映画も見ましたが、この感動は本で読まなければ味わえないと思います。この本をきっかけに梨木香歩さんの小説に興味を持ち、私は彼女の小説を片っ端から読むようになりました。梨木さんは植物を中心とした風景の描写は本当に上手だと思います。中高生でも気軽に読めます。若い時にこういう良書に出会うことで、若い人たちにもっと読書の愉しみを知ってほしいと思います。

ありがとう寄稿。

『古事記』や『日本書紀』の一節を知っている人はいても、なかなか全編を読み通したことがある人はいないでしょう。
感想・書評「神話で読みとく古代日本:松本直樹」ネタバレ注意・本書の中には、建国神話の形成・記紀神話の読み方・出雲と大和王権の3つの内容が収まっており、日本の古代神話の深遠な世界に触れることができます(レビュー)。 #読書 - みんなの政治経済ブログ。

2016年7月3日日曜日

感想&書評「苦役列車・西村賢太」(ネタバレ注意)感想レビュー・主人公がどうしようもないロクデナシ人間。本のジャンルは純文学になります。 #Novel

どうしようもない主人公 苦役列車・西村賢太(著)

この小説の面白いところは、主人公がどうしようもないロクデナシ人間なところです。本のジャンルは純文学になります。僕は純文学が大好きなのですが、その中でもこの苦役列車はとりわけオススメです。純文学は得てして、主人公が破滅的であったり不幸であったりします。その中でも、苦役列車の主人公はダントツで不幸です。人の不幸を味わうことが好きというわけではありませんが、不幸な主人公をみて「こんなに不幸な人がいるんだったら、自分はまだまだ頑張れる」と思ったり、同情することで希望を見ることができます。そんな読書体験をさせてくれるのが本作です。物語の中で、主人公はいろんな問題を起こしたり、社会不適合者のような行動をとったりしていきます。でも、否応なく物語は進み感動のラスト(ラブストーリーのような甘いものではありません)を迎えます。読み終えた後は、とても長い長い作品を読んだかのような満足感と不幸せと幸せの混ざった余韻に浸ることができました。

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主人公は有名な解説系ゲーム実況者のガッチマン。漫画は奥さんのトラちんが描いている。他には娘の茜ちゃんと猫2匹が新しい職業のパパと一緒に暮らしていく様子が描かれている。
パパはゲーム実況者(トラちん/ガッチマン)感想ネタバレ注意!あらすじ・ハートフルなノンフィクション日常漫画…。 #COMIC | 大人がおすすめる漫画日記。

2016年7月2日土曜日

感想&書評「王国(よしもとばなな)」(ネタバレ注意)感想レビュー・植物の気持ちがわかる人、人の未来を読める人など不思議な力を持った人々がたくさん出てくるお話。 #Novel

王国(よしもとばなな)はもしかしたら本当にあるかもと思わせる不思議ワールドが広がる4部作です。


山で取れる草木から人を癒す不思議な力を持つおばあちゃんの元で育った主人公が、町に出てきて、一人になってしまったことの孤独や、思うように才能が生かせない不安と戦いながらも不思議な縁で居場所を見つけていくお話です。植物の気持ちがわかる人、人の未来を読める人など不思議な力を持った人々がたくさん出てくるお話です。そのため、一見まったくの日常とは関係のないスピリチュアルな物語と捉えがちですが、読み進めていくうちにだんだんと実は現代社会の人間の生き方についてオブラートに包む形で疑問を投げかけていることに気づきます。もしかしたら、元気な時に読むとよしもとワールドがあまりにもふわふわとして感じられるかもしれません。この本は、失恋をした時や何か仕事でミスをしてしまった時など、少し元気のない時に読むとだんだん心に栄養が注入されていくような気持ちになります。全体のストーリー展開も素敵ですが、特にいいのが要所要所の登場人物たちのセリフです。文庫本で薄い4部作なので、読みやすく全部読み終わることには元気になり、素敵なセリフと出会っていると思います。

ありがとう寄稿。

売れない漫画家である「細川貂々(ほそかわてんてん)」さんの旦那さんが、うつ病を患ってしまった事による生活の一変、うつ病とは何なのか?どのように治していけば良いのか?というのをエッセイ漫画にて語る内容となっております。
感想・書評「ツレがうつになりまして/細川貂々」ネタバレ注意・漫画は映画化、ドラマ化もされましたので、ご存知の方も多いと思います(レビュー)。 #読書 | アフィリエイト収入で生活したいブログ。

2016年7月1日金曜日

感想&書評「雪屋のロッスさん:いしいしんじ」(ネタバレ注意)感想レビュー・物語のひとつひとつは直接は関係していませんが、読む人次第では同じ町の物語とも感じられると…。 #Novel

いしいしんじさんの「雪屋のロッスさん」は登場人物も文体も波打つリズム

いしいしんじさんの「雪屋のロッスさん」という小説のタイトルを見て、まず雪屋という職業に惹かれます。この本は、いくつものショートストーリーが積み重なっていて、ロッスさんもそのうちのひとりです。物語のひとつひとつは直接は関係していませんが、読む人次第では同じ町の物語とも感じられると思います。
主人公である人々はみな、街に暮らすちょっと変わった人たちですが、いたって普通の人たちともいえます。そんな彼らが巻き起こすささやかな物語が、静かな時間の中で綴られます。
本の装丁も純白で、世界観の静謐さをうまく表していて、いしいしんじさんの名前やほかの「麦ふみクーツェ」などの有名な作品を知らない方も手に取りやすいのではないでしょうか。
特筆すべきは、この小説の文体が、くるくると変わっていくことです。物語ごとに文体が異なるのではなく、ひとつのお話の中でめまぐるしく変わります。「〜です」と書かれてあるすぐ次に「〜だ」という言葉遣いになります。これは台詞の部分だけの問題ではないので、非常に面白いです。
まるで音楽でいえばフリージャズのような感じで、リズムが一定ではないのに安定しているという感じで、読む人はたちまち引き込まれてしまうと思います。

ありがとう寄稿。

いよいよ闘いの火ぶたが切って落とされたのです。すぐり、ヘンリーにおいては悔いの無い展開にも期待するものです。
いぬばか5巻第51話「二人の絆」(桜木雪弥)感想&あらすじ・王者として君臨している仁科訓練士でもあるのです…ネタバレ注意。 #マンガ - みんなのブログ。

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