2016年5月19日木曜日

感想&書評「明日の記憶(荻原浩)」(ネタバレ注意)感想レビュー・若年性アルツハイマー病…ある日、主人公の男性は、ふとカタカナの単語を思い出せなくなります。 #Novel

明日の記憶(荻原浩)病気のお話。感動して泣きそうになりました。

私は荻原浩さんの「明日の記憶」を読んで感動しました。
主人公は中年の男性で、妻と娘がいます。
ある日、主人公の男性は、ふとカタカナの単語を思い出せなくなります。
カタカナを思い出せなくなることはよくあるので、気にしないでいましたが、徐々にエスカレートしていきます。
人物の名前、場所・・主人公の男性の頭から記憶が消えていきます。
心配になって、病院に行くと、診断された病名は「若年性アルツハイマー病」でした。
その後主人公は病気と闘い、苦しんでいくのですが、その描写がリアルで読んでいる方もドキドキしてしまいました。
そして改めて病気の怖さと辛さを再認識しました。
「本当に辛いのだろうな」と胸に迫る思いで読み進んでいきました。
一番印象的だったのは、主人公は陶芸を習っていて、そこの先生を慕っていました。
そこで先生に自分の病気をカミングアウトします。
先生は困惑しながらも以前と同じ態度で接してくれます。
ところが、その先生は、主人公の病気の症状を利用して、利用代を払っていないと嘘をついて、騙します。
信頼していたはずの先生に、そんなことをされて、主人公はショックを受けます。
私は読んでいてあまりに辛くて涙が出そうでした。
その後は病気が進行しつつも主人公は自分を見失わず、懸命に病気と闘っていきます。
その様子が丁寧に書かれていて、感動します。
長編なので読むのは少し大変ですが、おすすめの一冊です。

ありがとう寄稿。

70万盗まれたラーメン店主夫を元気づけたい、という事でサプライズで登場したとんねるず!店主もびっくりしてテンションあがっていましたが、見ている私もテンションがあがりました。
とんねるずのみなさんのおかげでした。2016年4月28日/感想!70万盗まれたラーメン店主夫を元気づけたい、という事でサプライズで登場…(ネタバレ注意)。 #TV - ナカノちゃんねる

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